岩見沢赤電保存会では、一年間の活動報告書を会員様に年に一度発送しております。

岩見沢赤電保存会では、一年間の活動報告書を会員様に年に一度発送しております。 基本的に年会費と寄付金は100%資材購入費やグッズ製作費に全て使わせて頂いております。 貴重な会費を納めて頂いている会員の皆様に特に特典的な物を出せない分、活動報告書はキッチリ制作して印刷した物をお送りする様に心掛けております。 (カラーコピーを製本するよりも単価的には安いのでご安心を) 年会費については、代表から世話役まで、一般の会員の皆さんと同じく年会費を払って活動しております。    活動資金を考えますと一般会員が増えて欲しいのも勿論ですが、世話役として活動に積極的に参加してくれる仲間がもう少し居てくれたらなぁと、正直一番感じる事でございます。   電車の補修作業だけが会の活動ではなく、グッズの開発や地域との関係構築や折衝、他団体からの相談事、その他様々な事務作業も含めて会の活動になっております。   正直、時間とお金は掛かる活動ですが、(赤電までの往復燃料代や作業時の食事や作業服などなど…)それ以上に達成感や、普通に暮らしていたら経験できない事も経験できます。   ホントはもっとやりたい事が有るのですが、現在の世話役の人数では手が回らないというのが正直な所です。   もちろん基本的にボランティア活動であり、自主的に積極参加しなければとても継続できるものではありませんが、それでも活動に参加してみたいという方がいらっしゃれば、是非声を掛けてみてください。   まずは、会員になって頂けますと幸いです。 入会方法等は下記ページからお願いいたします。 https://iwamizawa711.com/join/

2020年6月7日作業

2020年6月7日作業 午後からの作業となりましたが、懸案になっていた203運転席側に近い雨樋配水管付近の腐食箇所を補修しました。 この箇所は溶接跡と雨樋部分のコーキング処理がされている箇所で車体完成後は補修のし難い箇所だったと思います。 塗膜を剥がすとかなり酷い状態でしたが、鉄板が厚く補強もされている箇所でもあり、錆落としをすると鉄自体はまだまだ大丈夫そうでした。 研磨後に防錆剤をたっぷり塗っておきました。 次回、アルミパテで穴を塞ぎます。    さて、よく雨樋から腐食と聞きますけど、世間が思うイメージと違い、雨水が通る箇所からの腐食では無くて、大抵は写真3枚目の車体との隙間を埋めるコーキングが劣化した箇所からの錆では無いかと思います。 塗装さえしっかりしていれば、要は鉄がむき出しで水と空気に触れなければ堆積物が有っても腐食はさほど進行しませんので、一般的に思われてる腐食進行イメージとは異なると思います。 尤も、車両が置かれている環境によって、雨樋に泥や枯葉の堆積物が溜まり、常に湿気った雨樋ですと何処かの塗膜が剥がれた箇所から腐食はしますが、全体的に腐食するのは考えにくいです。 大抵は雨樋の下の部分から腐食進行してると思います。 塗膜とコーキングを剥がさないと腐食の進行具合は見えませんので見落としがちになるかと思います。 コーキング剥がしは手間が掛かりますが、マルチツールでも導入してじっくり進めるしか無さそうですね。