2020年6月7日作業
2020年6月7日作業
午後からの作業となりましたが、懸案になっていた203運転席側に近い雨樋配水管付近の腐食箇所を補修しました。
この箇所は溶接跡と雨樋部分のコーキング処理がされている箇所で車体完成後は補修のし難い箇所だったと思います。
塗膜を剥がすとかなり酷い状態でしたが、鉄板が厚く補強もされている箇所でもあり、錆落としをすると鉄自体はまだまだ大丈夫そうでした。
研磨後に防錆剤をたっぷり塗っておきました。
次回、アルミパテで穴を塞ぎます。
さて、よく雨樋から腐食と聞きますけど、世間が思うイメージと違い、雨水が通る箇所からの腐食では無くて、大抵は写真3枚目の車体との隙間を埋めるコーキングが劣化した箇所からの錆では無いかと思います。
塗装さえしっかりしていれば、要は鉄がむき出しで水と空気に触れなければ堆積物が有っても腐食はさほど進行しませんので、一般的に思われてる腐食進行イメージとは異なると思います。
尤も、車両が置かれている環境によって、雨樋に泥や枯葉の堆積物が溜まり、常に湿気った雨樋ですと何処かの塗膜が剥がれた箇所から腐食はしますが、全体的に腐食するのは考えにくいです。
大抵は雨樋の下の部分から腐食進行してると思います。
塗膜とコーキングを剥がさないと腐食の進行具合は見えませんので見落としがちになるかと思います。
コーキング剥がしは手間が掛かりますが、マルチツールでも導入してじっくり進めるしか無さそうですね。