先日も雨の合間を縫って補修作業をしておりました。

先日も雨の合間を縫って補修作業をしておりました。 運転席ドア下部分、ステンレス製の靴摺りプレートの付近は、鉄とステンレスの接触により「異種金属接触腐食」が発生する場所です。 水と空気に触れると腐食が加速しますので、できるだけ錆を削って磨いた後に早めに防錆剤でコートします。 防錆剤が乾くと茶色に変色し、強い被膜が出来ます。 晴れ間のタイミングでこの作業と、新たに導入した集塵機で車内も掃除しました。 外は補修継続中ですが、車内は綺麗に保っておりますので、自粛が解除されたらいつでも見にいらしてくださいね。

本日は作業者3名で補修作業。

本日は作業者3名で補修作業。日曜日は雨予報でしたので前倒しで行いました。 6日にアルミ防錆パテを盛った箇所をグラインダーで整形。 このパテは一般的なポリパテよりも固く、食いつきも良いですが、目は粗いのでサンディングした跡に気泡跡やヘコミがある箇所は手軽なスポットパテで埋めます。スポットパテは速乾性では無いので、再成形は硬化後にまた次回の作業日に。毎日作業に来られる訳も無く、皆さんと同じく普段は仕事をしてますから、なんだかんだと時間が掛かるのです。 今日は気温が高くて、古いパテが柔らかくなるので、塗膜剥がし作業も捗りました。 3枚目の写真は、運用中に溶接で補修された跡です。 塗膜を剥がすと、このような補修の跡が発見出来ます。 補修された箇所はパテも新しく劣化が進んでいないので、剥がすのも大変です。 明らかに補修されて新しいパテの場合は、全てパテを落とさず、ならす程度に削る場合もあります。

赤電保存会は道内各地で鉄道関係の様々な活動をされている皆さんと繋がりがあります。

赤電保存会は道内各地で鉄道関係の様々な活動をされている皆さんと繋がりがあります。 沼牛駅の修復や保存活動で奔走されている皆さんや、新得で狩勝エコトロッコ鉄道を運営し、時々赤電の補修作業にも手伝いに来て下さる増田さんもジャンルは多少違っていても同じ鉄道ファンであり、情報交換出来る仲間です。 各地での様々な活動に関わってみると、一ファン視点から更に深く踏み込んだ色々な事が見えてくると思います。 勿論、純粋に楽しむのもまた良しです。 早く各地でイベントが開催されると良いですね!

細かすぎて伝わりにくい作業の連続ですが、先日防錆処理をした穴の箇所を防錆アルミパテで塞いだり、塗膜除去をしたり、窓部分の錆取りをしたり、下地塗装の荒れている箇所の修正作業などを行いました。

細かすぎて伝わりにくい作業の連続ですが、先日防錆処理をした穴の箇所を防錆アルミパテで塞いだり、塗膜除去をしたり、窓部分の錆取りをしたり、下地塗装の荒れている箇所の修正作業などを行いました。 今日は久々に5名ほど集まり、雨が本降りになる前まで作業をしました。やはり人が多いと捗りますね! 車両の正面を含め、まだまだ細かい所の作業がありますが、古い塗膜もようやく少なくなってきて、本塗装までの工程がようやく見えてきた気がします。 あとは整備予定日の天候ですね。雨だと一切の塗装が出来ませんので。

一見綺麗に見える塗膜を剥がすとこうなってます。

一見綺麗に見える塗膜を剥がすとこうなってます。 これは相当前から腐食してたという事です。 運用中に板金溶接補修された所は綺麗です。 こういう箇所は放置すると数年後、溶接が必要になります。 なので見かけ優先よりも優先的に作業してるのです。